咬合育成 (小児矯正)

    目黒区、都立大学の歯医者、あさの歯科クリニック

    「気が付くと、いつも子どもの口がぽかんと半開きになっている」
    「寝ているときも口が開いていて、よくいびきをかいている」
    「永久歯が曲がって生えてきてしまったので、心配」

    よく保護者の方から、このようなご相談をいただきます。

    最近では、インスタント食品や加工食品など、柔らかくて食べやすい食べ物の普及により、食べ物をあまり噛まないで、すぐに飲み込んでしまう方が多くなってきました。
    特にお子様の場合、小さなころから「噛む」「引きちぎる」という訓練をせずに育ってしまうと、顎の発育が不十分になって不正咬合を引き起こしたり、筋肉がしっかりと発達せずに口呼吸となってしまう傾向が強く、歯並びだけではなく、全身の健康にまで影響を及ぼしてしまう危険性があります。

    子どもの時期に習慣化されてしまった口呼吸や舌癖などは、大人になればなるほど身体に染みつき、改善しにくくなってしまうため、なるべく早い段階で癖を取り除いてあげる必要があります。
    症状によっては、お口周りの筋肉を強化して正常な機能を取り戻すことで歯並びが改善したり、呼吸や姿勢が正されることで免疫力が向上し、風邪やインフルエンザなどに罹りにくくなったりすることもあります。

     

    矯正治療の後戻りの原因の9割は、身体に染みついてしまった癖によるものです

    目黒区、都立大学の歯医者、あさの歯科クリニック

    よく、矯正治療を行ったけれども後戻りしてしまった…というお話を聞きます。
    矯正治療後に後戻りしてしまう原因としては、親知らずの存在や、治療後の保定装置(リテーナー)の装着期間が十分でなかったことなども挙げられますが、後戻りの原因の9割を占めると考えられているのが、舌癖や口呼吸・姿勢・筋肉の使い方などといった身体に染みついてしまった癖によるものと言われております。

    つまり、将来的に矯正治療によって歯並びを整えることをご検討されている場合であっても、歯並びに影響を与える悪い癖が残ったままだと、治療後に後戻りしてしまう可能性が高いのです。

    当院では、お子さまの状態やモチベーションにもよりますが、歯並びに影響を与えてしまうような悪い癖がある場合、なるべく早い段階で修正のための治療を開始することをおススメしております。

     

    マウスピース型矯正装置「プレオルソ」

    目黒区、都立大学の歯医者、あさの歯科クリニック

    プレオルソは、お子さまの歯が正しい位置に正しく生えてくるよう、咬合育成をサポートするためのマウスピース型矯正装置です。

    矯正装置といっても、一般的にイメージされる「悪い歯並びを治すための装置」というよりは、「顎や筋肉の発達をサポートすることで、歯が正しい位置に生えてくるように誘導する装置」という要素のほうが大きいと言えます。

    ポリウレタン製の柔らかい素材で作られているため、お子さまがお口に入れても痛みが少ないのが特徴です。
    また、取り外しができる装置のため、保育園や幼稚園、小学校に通っている時間帯などは装置を外すこともでき、一般的な矯正治療よりもお子さまの負担が少ないのもメリットといえます。

     

    プレオルソの特徴

    違和感や痛みが少ない
    子どもが嫌がるプラスチックなどではなく、やわらかい素材を使っています。お口にフィットするので、違和感や痛みも少なく着けることができます。

    着けるのは家の中でだけ
    簡単に着け外しのできる装置で、着けるのは日中の1時間と就寝中だけです。学校に持っていく必要もありません。一般の装置と比べてお口のケアがしっかりとできるので、むし歯のリスクも少なくなります。

    歯ならびだけでなく咬み合わせや筋肉のバランスを整える
    歯ならびの原因となる筋肉のバランスを根本から整えてあげることを目的とした装置なので、口元が引き締まる、治療終了後の後戻りの可能性が低くなるなどのメリットがあります。

     

    治療には、親御さんの協力が必要です

    目黒区、都立大学の歯医者、あさの歯科クリニック

    咬合育成治療には、お子さんご本人のやる気と興味はもちろんですが、保護者やご家族のご協力もとても大切です。

    一般的には、咬合育成治療は小学校低学年から指導が可能と言われておりますが、これは8~9歳以下の患者の場合、治療の必要性をよく理解できていない場合も多くモチベーションを保つのが難しいとされているためです。

    しかし当院では、お子さま本人のやる気と興味、保護者の協力が得られる場合には小学校入学前の患者さんであってもトレーニングを行い、実際に効果が得られています。

    イヤイヤ期・反抗期のために一時的にトレーニングが停滞する場合もありますが、焦らずに様子を見守りながら、患者本人のペースなわせて治療を進めることが大切です。
    時期や治療法については一人ひとり違いますので、少しでも気になることがあればお気軽にご相談ください。

     

PAGE TOP