ドライマウス
- 薬の副作用
- ストレス
- 唾液腺の病気
- 糖尿病、肝疾患、高血圧などの基礎疾患
- 喫煙などの生活習慣
- 筋力の低下
- 口腔内の乾燥
- 舌乳頭(舌のブツブツ)の委縮と平滑舌
- 粘膜の発赤
- 口角炎
- カンジダ症
- むし歯、歯周病
気が付くと口の中が乾燥している…
朝起きたとき、食事をするときに気になったことはありませんか?
もしかすると、あなたもドライマウスかもしれません。
あさの歯科クリニックには、ドライマウス認定医と指導士がいます。
ドライマウスとは・・・
近年、ドライアイという言葉をよく聞くようになり、世の中に浸透しつつあります。
今現在、日本国内の4分の1の方がドライマウスであると言われていますが、ドライアイほどご存じでない方が多いのではないでしょうか。
ところが、そのドライアイの症状をお持ちの患者さんの多くがドライマウスの症状も持っているとされています。
ドライマウスは口腔乾燥症とも言われ、唾液の分泌量が低下することで口の中や喉が乾燥してしまいます。
原因としては、唾液が出にくくなる病気(シェーグレン症候群)の可能性もありますが、ストレスや薬の副作用から症状が出ている場合の方が多いです。
以前は、更年期以降の女性に多い症状でしたが、ファーストフードなどの柔らかいものを食べる機会が増えたことで咀嚼回数が減り、唾液が出にくくなることから、現代病と言われ始めています。
ドライマウスの主な原因
ドライマウスの主な原因は下記のとおりです。
※このような原因が重なると、より症状が出やすくなります。
ドライマウスは40代後半から60代の方に比較的多く見られますが、それはお口周りの筋力の低下が影響していると言われており、軟らかいものを食べる機会が増えたことで咀嚼回数が減って筋力が低下するために、唾液が出にくくなると考えられています。
現代病の一つとみなされるのもこうした理由からです。
もっとも、唾液腺は加齢とともに委縮しますが、実際は加齢だけが原因でドライマウスになっているケースは少なく、これまであげた原因がいくつか重なっていることが多いのです。
ドライマウスの主な症状
ドライマウスの弊害としては、唾液の分泌量が少なくなることにより口腔内の雑菌が増え、感染症を引き起こすことや、むし歯や歯周病が増え、口臭がきつくなることなどがあります。
ドライマウスを放置すると、肺炎や心臓の病気を引き起こす場合もあります。
ドライマウス度チェック
当てはまるものに(Check)してみましょう!
当てはまる項目が多い方ほどドライマウスの可能性があります。
以上のような症状でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
当院長の浅野が「ドライマウス」について執筆しています。
保健同人社発行の雑誌【笑顔11月号】の『どう防ぐこう治す』のコーナーで、 当院長の浅野和正がドライマウスについて執筆しました。
が意外と身近な病気であるドライマウ スについて、4ページにわたり患者さんが持つ様々な疑問にお答えしています。
原稿は下記のPDFより御確認いただけます。
お口のチェックとともに、ぜひ一読ください。
